不動産投資をされている方、また、今からやろうかと考えている方。不動産の投資をするにあたってまず決めないといけないのは、そのスタンスです。

相続税対策を考えているのか、もしくは、毎月のお小遣いが欲しいのか、はたまた、数年後の転売での売却益を狙っているのか。

土地+建物を購入される場合にすぐに皆さんが考えているのが利回りでしょう。それを基準に何年で返済できるとか、毎月〇〇円の利益が出るとか考えられる方も多いと思います。

古い物件で利回りが良い物件などでは、最終的な出口なども考えていかなければいけません。

何年後かを目処に売るのであれば、その時の売却できる価格も考えなければならないですし、取り壊すまで運用し続けるのであれば、建物の解体費用なども発生してきます。その後、どう運用していくのかというところまで考えておかないと、最終的に利益が全く出ませんでしたって事もありえます。

多くの不動産会社が、現在の家賃での表面利回りだけで勧めてくることも少なくありません。よくて実質利回りを考えてくれるくらいでしょう。

不動産投資をされる方の多くは銀行への金利も支払わなければなりませんし、老朽化への備え、管理をどこかに任すのであれば管理費、空室が出た時には、客付けをする為の案を考えたり、家賃の改訂（通常値下げする一方）も視野に入れておかなければなりません。そして、最終的にどのタイミングで売却を考えているのかというところまで考えなければなりません。そしてそれは、購入してから考えるのではなく、購入する前から事前に考えていく必要がございます。

お小遣い欲しさでやっていた投資で、空室が一室出たり、家賃を下げざる負えなくなっただけで、マイナスが出てしまい、ローンの返済に逆にお小遣いから払う、もしくは払えないなどになってしまうと大変です。

もしそういった事は考えたくないけど投資をしたい方、もしくは、初めての不動産投資で起こりうるリスクについて知りたいという方などいらっしゃいましたら、代わりに私達が考えます。お気軽にご相談下さい。